きのう書いた日記で、ちらっとふれたように、はじめて、九州国立博物館に行ってきました。
常設展示を見たあとに、お土産コーナーに寄ってみると、
ヘンなぬいぐるみやキーホルダーがいっぱい。
よくみてみると、「腹の虫」だそうです。
なんでも、「針聞書」という永禄11年(西暦1568年)にかかれた書物の中に紹介さrている虫だとか。
この「針聞書」は、鍼(針)の病気別打ち方や、体の中にいる虫とその治療法などが書かれているらしいです。
詳しくは、こちらを
http://www.kyuhaku.com/pr/collection/collection_info01.html
父が鍼灸師であり、私も整体の勉強したりしているので、思わず覗きこんでしまいました。
細かな紹介は、この書籍に紹介されていますが、
戦国時代のハラノムシ
で、ここに出てくる虫が面白い。
例えば
肝積 かんしゃく
肝臓にいる虫。酸っぱい物が好きで、油くさい物が嫌い。常に怒っているような顔の色である。
五行色体表と比較してみると面白い
「肝」は、木性で五味をみてみると「酸っぱい」、五香をみてみると「あぶらくさい」と書いてある常に怒っているような顔であるとも書いてある^^
まあ、この五行の色体表が、東洋医学の基本となっているので、
そこからこの虫たちが生まれてきた事を考えると、当たり前といえば当たり前ですが^^
つぎに、
肺積 はいしゃく
鼻は肺の穴である。善悪の臭いが嫌いで、生臭い香りが好き。辛いものが好き。この虫がいると常に悲しい気持ちになる。針は柔らかく浅く打つとよい。
ここにも、肺・鼻・生臭い・辛い・悲しいという文字が出てくる。
詳しくは、こちらにも書いてあるので覗いてみてください。
http://www.kyuhaku.com/pr/collection/collection_info01_02.html
まあ、それにしても、この虫たちをよく考えましたねぇ〜
で、うちの子供たちですが、とっても気に入ったようで
ランドセルにつけて次の日から元気よく通っています。
キティちゃんの横に、肺虫
「肺にいる虫で、ご飯を食べ人だまにも変わる。白術で退治できる」と説明がある。
おねえちゃんのランドセルについているのは、「蟯虫」
「庚申の夜に体より出て閻魔大王にその人の悪事を告げる虫。」
で、お母さんは、「脾臓の虫」
「脾臓にいる虫。食べ物を受けたり受けなかったりして、人がやせたり太ったりする。阿魏(あぎ)・我朮(がじゅつ)で退治できる。」
ガジュツ〜〜〜 これだ〜〜〜
琉球ガジュツ
(写真は粒・瓶入り200g)
琉球ガジュツ(粒) 瓶200g入(約1000粒) 100718
価格 7875円 (本体価格:7500円) カートに入
とうちゃんにと選んでくれたのは、「気積 きしゃく」
「油気の物を好み、魚や鳥も食べる。虎の腹を食べると退治できる。」ということらしい。
結構おもしろい顔をしているので、是非眺めてみては?
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